タイの学校制度は日本と同じ6・3・3・4年制を採用している。各学年は2学期制をとり、1学期は5月中旬から9月下旬まで、2学期は11月上旬から3月中旬までとなる。これで1年度が修了する。現在は日本と同じく義務教育期間は9年間だが、1999年に新国家教育法が制定されるまでは義務教育期間は6年間だった。 タイの学校制度
新学期は5月から義務教育期間やおおまかな学校制度は日本と同じだがひとつ違うことがある。それは学校に入学するための就学年齢基準日だ。日本は「年齢計算ニ関スル法律」に基づき、4月1日までに満6歳に達した児童がその年の最初の学年に入学するが、学校年度が5月17日からはじまるタイでは5月17日までに満6歳になる児童が初等学校に入学する。 早生まれ ところで、日本では4月1日生まれを含め1月から3月に生まれた人を‘早生まれ’という。心身ともに発達途中の‘早生まれ’の子どもが前年の4月2日生まれの子どもと同じモノサシで過ごすのは不利ではないか、という意見がある。実際‘早生まれ’の問題に関しては国会でも取り上げられた。 タイの大学といえば、チュラロンコン大学が最高学府として有名だ。国立大学や私立大学など年々増加傾向にあるタイの大学をいくつか紹介しておこう。 タイの大学一覧
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