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入国と出国

旅をする時には必ず通るイミグレーション
当日慌てないように手続きの手順を頭に入れておこう

海外旅行をする時に必ず通過しなくてはならないのが出入国審査。日本国内の空港なら、当然案内板は日本語表記だし、言葉が通じるので何かわからないことがあってもなんとかなるが、海外の空港ではそうはいかない。出入国審査といっても特に難しい手続きがあるわけではないが、旅先でパニックにならないためにも、まずは空港での流れを把握しておけば安心だ。

  入国の流れ

 日本から出発した場合、大多数の人がまずは空路での入国になるはず。機内でミールサービスが終わりひと息ついた頃、もしくは到着する直前に機内乗務員が出入国カード(Arrival/Departure Card)を配ってくれる。出入国する際に必ず必要になる大切な書類なので、到着する前に必要事項を正確に記入しておこう。他の国では必要な税関申告カードは、タイへの入国を円滑に進めるため2004年9月21日より廃止された。空港に到着後、何も申告するものがない人は「NOTHING TO DECRARE」と書かれた緑色のサインへ。申告するものがある場合、またはどちらかわからない場合は「GOODS TO DECRARE」と書かれた赤色のサインへ進めばOK。

空港での手続き

機内で配られる出入国カードを記入 到着後、Arrivalのサインに従い入国審査カウンターへ パスポートと出入国カードを提出 スタンプが押されたパスポートと出国カードが返される バゲージクレーンに行って荷物をピックアップ 税関のカウンターで審査官に荷物を見せる 到着ロビーへ!
出入国カードの書き方
  空港からバンコク市内へ

空港から市内へ行く交通機関はよりどりみどり。利用便によっては深夜に到着することもあるが、深夜でも動いている交通機関はあるので安心しよう。

交通機関 乗車場所 市内までの時間 料金(バーツ) 運行時間
都バス 公共交通センター(※1) 約1時間半
(路線により異なる)
全路線35B均一 24時間
エアポートバス
(※2)
旅客ターミナル1階タクシー乗り場近く
(GATE 8)
約1時間
(路線により異なる)
150B 05:30〜25:00
20〜30分間隔
メーター式タクシー 旅客ターミナル1階 / 公共交通センター 約30分 約300B〜 24時間
エアポートリムジン
(※3)
旅客ターミナルBゲート / Cゲート 約40分 700B〜 24時間
長距離バス 公共交通センター 路線により異なる。 41B〜  

※1公共交通センターへの行き方:無料シャトルバスを利用しよう。到着階(2階)シャトルバス乗り場(エクスプレス・バス用)から、約15分間隔で運行。
「旅客ターミナル ⇔ 公共交通センター」の所要時間は約10分。


※2メーター式タクシー乗り場は、旅客ターミナル1階を出たところにある。タクシー・スタンドの列に並び係りの人に自分の行き先を告げると、
タクシー会社名、車番、行き先を記入してくれたチケットが渡される。このタクシーチケットは、車内に忘れ物をしたときや不正な料金を請求されたときに利用できるので、
大事に持っていよう。50バーツの手数料がかかるが、流しのタクシーより安心だろう。

※3公式エアポートリムジンはAOT(タイ空港公団)のみ。

路線案内はこちらから

都バス
エアポートバス
長距離バス

  出国の流れ

 最近では不要な航空会社が大多数だが、リコンファーム(予約の再確認)が必要な航空会社を利用する場合は、フライトの72時間前までに済ませておくこと。電話または現地のオフィスに行き、便名と名前を告げればOK。これを怠ると予約が取り消されてしまう可能性もあるので注意しよう。スワンナプーム空港の出発ロビーは4階。入って左側が国内線、右側が国際線のチェックインカウンターとなっている。利用する航空会社のカウンターでチェックインをし、搭乗手続きを済ませたら、あとは出国審査を残すのみ。(2007年2月1日から、700バーツの空港使用料は航空券発券時に徴収されるシステムとなった。もう空港で空港使用料チケットを買う必要はない。)出国審査カウンターではパスポートと出国カード、搭乗券を提示して審査を受ける。あとは使い残したタイバーツを両替したり、免税店でお土産を買ったりして搭乗時間を待とう。ただし、搭乗ゲートへは余裕をもって行こう。そろそろと思って搭乗ゲートへ向かうと、長蛇の列に驚くことがあるかもしれない。

空港での手続き

フライトの2時間前には空港に到着 利用する航空会社のカウンターでチェックイン 出国審査カウンターへ進みパスポート、搭乗券を提出 搭乗時間までは免税店などで買い物を 搭乗ゲートへ行き、搭乗する