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お金

日本に比べ物価の安いタイ
まずは物価を調べてタイの貨幣価値を知ろう

タイの通貨は「バーツ」(以下、B)、端数は「サタン」(S)といい、1Bは日本円にして約2.8円になる。物価が高い日本の感覚からするとタイの物価はとても安く感じられるだろう。例えば、食事も屋台なら50Bもあればお腹がいっぱいになるし、安宿なら150Bくらいから泊まることができる。タイに着いたら現地の金銭感覚を掴むことから始めよう。

  タイの通貨と種類

 タイの通貨は以下の通り。10Bは硬貨と紙幣が両方あるが、最近は10B札はほとんど見掛けなくなってきた。

1,000B

1,000B

500B

500B

100B

100B

50B

50B

20B

20B

 

10B

10B

5B

5B

1B

2B

1B

1B

50S

50S

   
!小額紙幣を常に用意しておこう!

 両替をする際は1000B札や500B札といった高額紙幣よりも、小額紙幣を多く混ぜてもらった方がいい。1000B札というのは日本の感覚で言えば1万円以上の価値がある。市場や屋台、タクシーなどで1000B札を出すとおつりがないと言われることもしばしば。細かいお金を常に切らさないようにしよう。

両替

 バンコクやチェンマイ、プーケットなど多くの旅行者が集まる地域では深夜まで両替できる場所もあり、両替に苦労することはない。しかし、地方によっては銀行しか両替をする場所がないという場所も。その場合、銀行の営業時間外は両替することができないので要注意。

為替レート計算日本 円・タイ バーツ 為替レート換算

空港

空港

空港の両替所は全て銀行の支店で、レートも街中の銀行と同じ。24時間開いており、空港到着が深夜でも両替することができる。

ホテル

ホテル

ホテルのフロントで両替可能だが、レートは悪い。両替所が閉まっている時間帯にどうしても…という時以外は避けた方がいいだろう。

両替所

両替所

両替所の営業時間はだいたい8時30分〜20時頃まで。外国人が多く集まる場所では深夜まで営業している場所もある。

銀行

銀行

銀行の営業時間は通常9時30分〜15時30分。土日祝日は休業となる。銀行により、微妙にレートが異なるので注意しよう。

おすすめの両替所

タニヤ・スピリット

62/7 Taniya-Silom Rd. Suriyawong Bangrak Bangkok 10500
BTS「サラデーン駅」より徒歩2分。Silom RoadからThaniya Roadに入って右手。
9:30〜22:30 無休
02-234-5224
お金の持って行き方

 お金はもしもの時を考えて、現金だけでなく、できればいくつかの方法で分けて持って行った方がよい。また、それぞれに一長一短があるので、自分の旅のスタイルや好みに応じて使い分けよう。

現金

現金

 タイでは日本円も問題なく両替できるので、日本でわざわざ米ドルに両替していく必要はない。あまり高額の現金を持ち歩くのは危険なので、現金+何か別の方法でお金を分けて持って行こう。

クレジットカード

クレジットカード

 海外を旅するならクレジットカードがあると安心。高額の支払いをする時も多額の現金を持ち歩かなくて済むし、現金の持ち合わせがなくなってしまった時などにも強い味方になってくれる。

シティ スチューデントカード

ATMの使い方

 タイにはATMが多く設置されていて、クレジットカードや国際キャッシュカードの口座から24時間現金を引き出すことが可能。ATMの言語はタイ語か英語だが、日本のATMとそれほど使い方は変わらないので、簡単に使える。

  1. 挿入口にカードを入れる
  2. 「ENTER YOUR CODE」画面になるので、カードの暗唱番号を入力し、「ENTER」部分を押す
  3. 言語を選ぶ。「THAI」「ENGLISH」と表示されるので、好きな方の言語を選ぶ
  4. 「WITHDRAWAL」(出金)を選ぶ
  5. 次に「ACCOUNT」(口座)の選択画面になる。国際キャッシュカードで口座から現金を引き出す場合は「SAVINGS」、クレジットカードでキャッシングする場合は「CREDIT CARD」を選択する
  6. 次に金額の入力画面になる。金額を入力し、金額に間違いがなければ「CORRECT」、訂正する場合は「INCORRECT」を押す
  7. 「PLEASE WAIT」と表示され、明細書と共に現金が出てくる

国際キャッシュカード

 海外のATMでも、自分の口座から現地通貨で現金が引き出せる。郵便局、シティバンク、東京三菱、三井住友、みずほ銀行などで発行している。ただし、1回あたりの手数料が200円前後掛かってしまう。

トラベラーズチェック(T/C)

 旅行小切手のこと。購入後に所定の欄にサインをすることにより、本人しか使用できない安全なお金になる。万が一盗難に遭ってしまった場合でも再発行が可能なので、購入時の控え、T/Cの番号は必ず控えておくこと。

タイへの送金

タイへお金を送る方法は大きく分けて2つある。利用する方法によって手数料や手続きにかかる時間などが変わってくるので、送金する頻度や先方の状況に応じて使い分けよう。

インターネット国際送金サービス

インターネット国際送金サービス

送金手数料880円〜。
タイ現地に銀行口座がなくてもお金を受け取ることができ、受け取り手数料もかからないサービス。24時間いつでも送金依頼ができるのがポイント。

インターネット国際送金サービス会社 SBIレミット

金融機関から送金

金融機関から送金

バンコック銀行の場合、バンコック銀行の口座をもっていれば毎月一定額を自動的に送金してくれる定期送金サービスがある。ゆうちょ銀行は受取人の郵便振替口座はもちろん、銀行口座にも、受取人の住所あて送金も可能。

ゆうちょ銀行から送金する場合

お金・貴重品の管理はどうする!?

 タイは比較的安全な国だが、スリや盗難などの心配はある。もし盗難に遭ってしまった時のことを考え、お金や貴重品は一カ所にまとめず何カ所かに分けて持つようにしたい。例えば、とりあえず使うお金はバッグに、残りのお金、貴重品は腰巻き式の貴重品袋に入れて隠しておく…など、それぞれ工夫して持とう。

タイの主な物価についてはこちら