タイは宿泊場所に困ることがない。世界を代表する豪華絢爛な5つ星ホテルがあるかと思えば、最低限の設備のみを備えたゲストハウスと呼ばれる安宿まで、まさに多種多様。高級ホテルも日本の物価から考えるとぐっとリーズナブルでコストパフォーマンスが高い。ホテルやゲストハウスの他に、ユースホステルやYMCA、YWCAなども。いろんなタイプの宿に泊まってみるのもおもしろいだろう。
ホテル内に複数のレストラン、プール、ジム、エステなどの施設があれば高級ホテルに分類される。 ちなみに高級ホテルはドル建てになっていることが多い。バンコクには世界最高のホテルと言われる「オリエンタル・バンコク」を始め、ラグジュアリーなホテルが多く立ち並び、最高のホスピタリティでもてなしてくれる。
中級ホテルでもレストランとプールを備えていることがほとんど。豪華さはないが、快適に過ごすために問題ない設備とサービスが備えられている。 また、かつては高級ホテルだったが、老朽化したために星の数が減り中級ホテルになった場所もある。 パックツアーなどで使用されるのはこのクラスが多い。
トイレ、シャワーが部屋の中に付いていて、石けんやバスタオルといった最低限のサービスは求められる。エアコンがなく、ファンのみという場合もある。また、「旅社」と表示されたホテルは華僑が経営しており、どこか場末な雰囲気を感じさせる。セキュリティには問題があるので個々でしっかりと。
バックパッカーなどが利用する非常にリーズナブルな宿。ドミトリーからホテル並みの設備を誇る宿まで、ゲストハウスにより設備や清潔度は様々。 だが、基本は狭い部屋にベッドのみ、トイレ・バスは共同と思った方がいい。バンコクには世界中のバックパッカーが集まる安宿街・カオサン通りがある。
タイはホテルが供給過剰気味なので、中級ホテル以下ならたいていは予約なしでも泊まることができる。また、ゲストハウスに限っては基本的に予約を受け付けていないので、泊まりたい宿が見つかったら飛び込みで泊まることになる。ホテルを予約する場合は、高級ホテルなら直接ホテルに電話やファックスなどで予約する。予約センターがある場合はそこに電話を。また、旅行代理店やインターネットのホテル予約サイトなどを通すと正規の価格よりも20〜30%、あるいはそれ以上のディスカウント価格で宿泊できるのでオススメ。
高級ホテルでは特に問題ないが、リーズナブルな宿に泊まる場合は、まず部屋を見せてもらい、内部を念入りに確認してからチェックインしよう。
ドアロックはちゃんとかかる?
セキュリティ面に問題のある安宿は、しっかりと鍵が掛かるか必ず確認すること。できれば、自分で南京錠を持参し、二重に鍵が掛けられるようになっているのが望ましい。
バスルームは清潔?
不潔なバスルームは勘弁してほしいもの。ちゃんと掃除はされているか、トイレットペーパーはあるか、トイレの水はちゃんと流れるかなどを確認しよう。
水の出具合は?
水道やシャワーの水がちょろちょろとしか出なかったら、大きなストレスになってしまう。実際に蛇口ひねって水が勢いよく出るかチェックしよう。
寝心地はどう?
安ホテルやゲストハウスのベッドは長年多くの人が使用され、時として人の形に窪んでしまっているようなところも…。また、シーツの清潔さも確認。
周囲の環境は?
歓楽街に位置する宿は騒音が気になって安眠を妨害されてしまうこともしばしば。また、部屋の壁の薄さもチェックするとよい。
エコノミーホテルやゲストハウスなどに泊まる場合はもちろんだが、高級ホテルに泊まる場合でも貴重品の管理には必ず気を配ること。セキュリティボックスがあるならそこに預け、大金を部屋にむき出しで置きっぱなしにしないようにすること。また、お金を何カ所かに分けて持つなどの対策を。