気候

一年中半袖で過ごせる温暖な気候が魅力
しかし、地方や季節により様々な変化も

赤道から約30度の地点に位置するタイは、熱帯モンスーン気候に属しており、季節を大まかにわけると、雨期(5月中旬〜10月)、乾期(10月〜2月)、暑期(2月中旬〜5月)の3つの季節にわけられる。国土は南北の距離が最も長い部分で1860km。南北の緯度の差が16度あるため、同じ熱帯でも地方により様々な変化が見られる。日本では味わえない季節を感じながら旅に出よう。

マップ

タイの季節の特色

■雨期(5月中旬〜10月)

雨や曇りの日が多くなる。しかし、日本の梅雨のようにダラダラと雨が降り続くわけではなく、バケツをひっくり返したかのようなスコールが、1日に数回降る程度。雨期が終わりに近づいてくると、連日雨が降り続くことも。

■乾期(10月〜2月)

雨が少なく、気温もそれほど上がらないため、1年の中で最も過ごしやすい。12月あたりは朝晩冷え込むこともあり、長袖が必要なことも。ただし、南部のタイ湾側ではこの季節が最も降水量が多くなるので注意。

■暑気(2月中旬〜5月)

雨は少ないが、気温が最も上昇する季節。日中の気温は30〜40度。バンコクなどでは40度を超えることも多く、夜になっても気温がなかなか下がらない。タイでは4月が真夏にあたる。日中は熱射病に注意が必要。

地図をクリックするとその地方の気温が表示されます。