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センターポイントはホテルではなくサービスアパートで、現在バンコク都内に合計8軒ある。今回紹介するのはそのうちのひとつ、センターポイント・シーロムだ。

シーロムとなっているが、実際はニューロード（チャルンクルン通り）にある。場所はチャオプラヤー川沿い、タークシン橋のすぐ近くで、部屋によっては窓／バルコニーから川が眺められる。観光気分が出るし、BTSが近いのでショッピングにもビジネスにも便利だ。階下はロビンソン・デパートだから気軽にショッピングが可能だし、裏には歴史のあるバーンラック市場もある。新旧取り混ぜた街の雰囲気が楽しめるのも美点のひとつだ。

ホテルとサービスアパートの違いだが、一般的にはサービスアパートのほうが部屋が広く、家具は多く、キッチンが付いていて調理も可能。料理を食べるための食器まで用意されているのもうれしい。ホテルではないので宿泊客以外の人間を部屋に入れることもできる。

1泊からでも宿泊できるが、アパートだから長期滞在が基本で、長く滞在すればするほど宿泊料は安くなる。最近、タイではホテルよりサービスアパートが人気だが、それには理由があるのだ。

センターポイント・シーロムはそれほど新しくはないが、機能は充実している。インターネットは各室で無料で使えるし、プール、サウナ、フィットネスも完備されている。長期滞在者への便利を考えて、すべての部屋に洗濯機が備わっているのもホテルにはないサービスだ。

ちょっと腰を落ち着けて滞在したい、ホテルではなく自分の家のような気分でリラックスしたい、ダウンタウンの雰囲気も味わってみたい……そんな人に、ぜひおすすめしたい。