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ドリームタウンは2009年6月にオープンしたばかりの新しいホテルだ。場所は大型総合市場として名高いプラトゥーナーム市場の西側で、歩いても5分ほど。すでに便利な立地だが、北側には空港と市内を直結する高架鉄道エアポートリンクの駅があり、開通すればさらに便利になるはずだ(開通は12月以降の予定)。

　ペッブリー通りから北に延びるソイの突き当たりにあり、大通りの喧騒からも隔絶されて、館内も周辺も非常に静か。格としては中級だが、新しいだけあってベッドも内装も清潔で快適だ。部屋はシンプルでも機能は必要充分。クラスは微妙に差がつけられていて、低層の2〜3階が床タイル張り、その上の4〜5階はカーペット張りになっている(低層階は上層階より１部屋あたり100パーツ安い)。

　バスルームにバスタブはないが、最近のこの価格帯のホテルはどこもはぶいているところが多いので、もし必要なら1泊2000バーツ以上のクラスまでランクアップするか、古いホテルを探さなければならない(ただし古いホテルは総じて水の出が悪いが）。

　新しいホテルの常識としてLANの用意があり、各階に設置された無線ルーターから全室でネットにアクセスできる。1階にあるレストランでは朝食はもちろん三度の食事が可能。値段もリーズナブルだ。

　最寄りのBTSの駅までは800メートルとやや離れているが、ペッブリー通りからのバスの便はよく、伊勢丹やセントラル・ワールドまではバス停２つでたどり着く(3つめがBTSチットロム駅の下)。ショッピング目的での訪タイには非常に使える手頃な価格のホテルだろう。