ビーチリゾートに行くならなるべく海に近い宿を取りたい──誰もが思うその夢をかなえてくれるのがこのホテルだ。
立地はパトンビーチの真ん前だから、部屋から水着で出て行って泳ぎ、濡れたまま戻ってくることもできる。樹木に囲まれたプールも雰囲気がよく、くつろぐ程度なら問題ない大きさだ。
部屋は2階以上が普通のホテルの客室風で、プールに面した側がバンガロー風になっている。その造りは一見高級クラスだが、壁が薄いので遮音性が低く、隣の部屋の話し声やテレビの音が筒抜けだ。タイ人はボリュームを大きくしてテレビを見るので、気になる人は相当イライラするだろう(もちろん、こちらの部屋の物音も隣に聞こえているはず)。
ホテルの前はオープンレストランになっていて、奥には生バンド用の大型ステージがあり、夜は南国の雰囲気を盛り上げてくれる。ただし、バンドの演奏は深夜遅くを過ぎても続くので、静かな夜をすごしたい人には大迷惑となってしまう。もっともパトンのビーチに面したホテルはどこも似たようなステージと音響装置を持っているので、そのように思っている人は最初からビーチから離れた部屋あるいはホテルを予約すること。基本的にはパトンのビーチサイドのホテルはリゾートというより“レジャー”のためにあると考えたい。
プーケットはトゥクトゥクなどの乗り物の料金が高いので、この便利さは静寂と引き替えにしてもいい条件と言えるだろう。