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タナシティ ゴルフ&カントリークラブ

飛行機が真上を飛び交う中でのラウンド

バンコク市内から東へ約30分、バンナーエリアの大きな住宅地の中に位置しているコース。バンコク市内から、バンナー方面へ向かうと2番目に近いコースでアクセスの良さも特徴のひとつとなっている。2009年度から1年の月日を費やし、コース改修、クラブハウスなどのハード面を大改築し、モダンで綺麗なデザインへと生まれ変わり、またサービス面やキャディ教育の見直しなど、ソフト面においても変化を遂げたコース。というのも、元々はグレッグ･ノーマンによる設計で、オープン当初は数多くのトーナメントも実施された実績を備えており、タイのゴルフに詳しい人なら必ずプレーしていると言っても過言ではない歴史を持っている。そんなコースと、ゴルフコース専門のマネジメント会社が手を結んだとなれば、以前に増してより良いコースに生まれ変わるのに疑いはいらない。比較的距離が長く、ノーマンの思考が反映された戦略性の高い、個性的なレイアウトは、ピンポジションによって難易度が変化し、何度プレーをしてもその度に新たな発見がある仕上がりだ。比較的フラットなコースということもあってか、ツーリストや女性のプレーヤーも気兼ねなくプレーできることも人気の理由のひとつに挙げられる。また、プレー中には、着陸態勢に入った飛行機をいくつものホールで見ることができ、思い出に残るラウンドとなることも、特筆すべき点だろう。