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  手軽な南国ビーチ ジョムティエン  


サファリ・ワールド 鳥と遊んだり、遊ばれたり
まるで自宅のようにくつろげるプールヴィラ・スイートのベッドルーム
サファリ・ワールド 特設展望台でキリンに餌付け
各戸にプールと駐車場が付いているプールヴィラ・スイート

のどかさが残るジョムティエン・ビーチ
 パタヤーの海で泳いでいる人はほとんどいないが、ジョムティエンでは普通に見られる光景だ。タイヤチューブで作られた浮き輪の貸し出しも盛んで、どこかのどかな日本の夏の雰囲気も感じられる。手軽にタイの田舎気分を味わうには最適の場所と言えるだろう。ただし飲食施設の数は少なく、ファストフードの店もない。あるのは簡単なタイ料理くらいで、国際色豊かなパタヤーとは逆のローカル感の強いビーチリゾート地だ。
  宿泊はこのジョムティエンの南、バーン・アムプー・ビーチの先にあるパーム・グローブ・リゾートというホテルだった。リゾートタイプのホテルはタイ国内に急増中だが、ここはその一軒で、ホテルというより高級な別荘と呼んだほうがいいほどの設備を持っている。広い部屋、整ったキッチン、静かなベッドルームと、すべてが高いレベルを維持しているが、この手の高級ホテルは一度チェックインしてしまうと外に出るのが面倒になるのが難点だ。それが快適なリゾートホテルの条件でもあるのだが、時間のない旅行者にはもったいほど整った内容のホテルである。

夕暮れのビーチロードを散歩する
 暑い日中はホテルの部屋で過ごし、陽が傾いてから外に出かけた。日差しの強い時間帯に肌をさらすのは外国人くらいのもの。注意しないと日焼けできなくヤケドしてしまう。これは冗談ではなく本当の話だ。
  日差しが弱くなったのを見計らってタイ人たちもビーチに姿を見せ始めた。それまではみんな木陰やパラソルの下に隠れていたのだ。夕方になると満ちていた潮も引き、白い砂が顔を出す。まぶしくもなく、暑くもない。海と戯れるのは、やはり午後遅くがいい。
  椰子の木がきれいに植えられたビーチロードは歩いているだけでも気分がいい。疲れたらベンチに座って休憩し、冷えたビールで喉を潤そう。そしてこのまま夜になるのを待ち、お腹が減ったら食事をして、軽く酔ったらホテルに戻り、あとは寝るだけ。ビーチリゾートに来たならば、これくらいの極楽気分は味わいたいものだ。

ジョムティエン
県名 チョンブリー
行き方
バスはバンコクの東バスターミナル(エカマイ)と北バスターミナル(モーチット)からひんぱんに出ている。所要時間は直通のエアコンバスで約2時間。バンコクからのバスはパタヤー市街の北にあるバスターミナルに到着する。ジョムティエンまでは遠いので、待機しているソンテウ(小型トラック改造型乗り合いバス)を利用しよう。
パタヤー/ジョムティエンへは鉄道も出ているが、遅いうえに1日1往復しかしていないので不便。

*内容については取材当時のデータとなりますのでご了承ください。