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  アオナンからすぐのライレー・ビーチ。奇岩の絶壁で有名  


サファリ・ワールド 鳥と遊んだり、遊ばれたり
ほとんどの船は午前中にビーチを離れる。その後は海水浴客のパラダイス
サファリ・ワールド 特設展望台でキリンに餌付け
アオナンのビーチロードはクラビーでもっともにぎやか

 アオナン・ビーチはタイ南部クラビー県でもっとも有名なビーチである。長い白砂が遠くまで続くこのビーチにはホテルやショッピング施設が多く集まり、旅行者を常に魅了している。クラビーの中心は行政施設が集まるクラビー・タウンだが、ここアオナンがそうであると勘違いしている人が少なくないほどだ。
  ともかくクラビーに着いて、まだ目的地が決まっていないなら、まずはアオナン・ビーチを目指そう。とりあえず行けば間違いないし、知らない人間はいないので、おかしな場所に連れて行かれることもない。それにアオナンはクラビー県内のすべてのビーチを結ぶ一大中継地点でもあるので、次の行き先を目指すのも簡単だ。
  長いビーチロードの先にはまた別のビーチが延びている。クラビーの海岸線はどこまで行っても観光客向けのビーチが続くが、アオナンは常にその中心であり、クラビーの看板となっているのだ。

並んだ船はアオナンの風物詩
アオナンの長いビーチはクラビーの沖合いに浮かぶ島々へ渡る船の発着場としても機能している。ピーピー島を代表とする島々へはここから渡るのが早くて便利だ。船頭には組合のようなものがあり、乗船料金はほぼ決まっている。交渉の余地はあまりないが、だまされたり怖い目に遭わない安心感のほうが勝っている。
  船の行き来は朝の9時から始まる。乗客を待つ船がずらりと並んだビーチの眺めは壮観だ。アオナンには桟橋がないので、フェリーのような大型船は立ち寄れず、波打ち際に浮かんでいるのは小型船ばかりだ。
  大型船を利用する場合は、まずこの小型船で別の港に行き、そこで乗り換える。海上観光交通網の中心地なのにあわただしさを感じないのは、このためだろう。

島巡りの旅も簡単だ
 船の中には日帰りツアー客を待っているものもある。島の雰囲気はいいが物価は高いし、移動の時間がないという人は本土側のホテルに泊まり、美しい海は日帰りで楽しめばいい。それでも充分に満足できるのがタイ南部のすばらしさだ。
  ツアーはビーチロード沿いの旅行代理店で申し込もう。料金は店によって微妙に違うが内容はほとんど同じで、中心になるのはシュノーケリングだ。
  終了はだいたい午後4時で、そのころになると店の前はツアーを終えた客でいっぱいになっている。彼らの表情を見ていれば、内容の充実度がわかるはず。いい店を探して申し込み、楽しい思い出を作って帰ろう。
アオナン・ビーチ
県名 クラビー
行き方
バンコクからエアコンバスで12〜13時間。鉄道は通っていない。
空路は約1時間。タイ航空のほかエア・アジアが格安便を飛ばしている。空港からアオナンビーチまでは約25キロ、バスターミナルからは約15キロ。

*内容については取材当時のデータとなりますのでご了承ください。